爺の時悠空間

その日その時を大切に

ある夫婦の会話(~2009/11)

マック(2009-11-20)

「新型マックが好調なんだって」「ああ、そうそう。リバーシブル じゃなくて リニューアルオープン じゃなくて、
何だったかな? 以前好調だったものをまた売り出してるんだって、マックで。…
思い出した!復活!チキンタツタ、それ食べたいな」
 話がちょっと噛み合わないような気がしますが、私も食べる方がいいですね。

買い物(2009-11-15)

今日は久々に買い物のアッシー君。お店開店の3分前に着きました。 最近は9時から開店というお店も多いです。
隣のお店はいつもと同じ10時開店です。
「チラシに載っていたこの今日限りの割引券を出せば1割引なんだ!」「どれどれ。ア、今日は11/15、日曜日だぞ」「あ、間違って昨日分の割引券を切り取っていたんだ」
当然、割引はありませんでした。高いものは買わなかったから良かったけど。
「こっち(A)とこっち(B)、どっちが食べたい?」「どちらかといえば.. そっち(B)かな」
「ん〜.. これ(A)にしよう」「(最初から聞くんじゃない..ぶつぶつ..)」

外からの音(2009-11-15)

「あ、風!(今日はお天気がよかったはずなのに電線の唸る音が)」
「あ、蜂!(なんで今頃、蜂なの?)」
外から聞こえてきた遠くの音、ブンブンと2回。同じ音なのに聞く人によって色々に聞こえます。
過去には鳩の鳴き声でも「ゥオッ ゥオッ ゥオッ...」「ククッ クッ ク〜ッ」
先ほどの音は、実は、バイクの音でした。

DVD(2009-04-11)

二人共だいぶ前はTSUTAYAの会員だったがほとんど借りることがなく更新せずに会員切れとなっていた。
昨日家内が会員になりDVDを2枚借りてきた。60歳以上は半額になるらしいので私は今回パス、数年待つことにする。
いや、二人共会員になる必要はないね、今後も一緒に暮らすなら。
「どうして2枚が同じ料金じゃないのかしら」「そりゃ、新作は高いし、何しろ1泊なんだから今日返さないと」
「それは大変。この忙しいのに」急遽、見始めようとしたが、DVDプレーヤ操作方法が「分からない」。
いや、それは「忘れた」という。
「これ、やけにキラキラしてるね」「それは裏返しだからだよ」「終わったら巻き戻せばいいのね」「?!」

似てくる(2009-02-14)

今日は異様に暖かいです。ドライブに出掛けたくなりませんか。
不案内な所で時々利用するのが「かあちゃんナビ」、でもあまり役立たないですね。
「ア!ここ!曲がって」と言われたって、もう交差点を過ぎてしまいました。
「次、左、ひだり!」と言われたので左側を見ると、右方向を指さしているのが見えました。
正反対のことを間違って言うことって時々ありますよね。言ってる本人は全然気がついていません。
長年一緒に暮らしていると夫婦は似てくる、といいます。先日のことです。
「お客を乗せたタクシーがパトカーに追いかけられた」というニュースを見ていた私、
「珍しいね、パトカーが追いかけられるなんて」と言っていたようです。
全く逆のことを私が言ったことが最近もうひとつあったようですが数日経ったらバツの悪いことは忘れてしまいました。

食べてていいよ(2009-02-02)

あるとき、鶴子まんじゅうが目の前に出てきました。
「食べ易いように小さく切っておいたから(先に)食べてていいよ」
見た目ほど甘くはなく家内の大好物の一つです。私も嫌いではありません。
「切ってあると食べ易いね」一切れ、また一切れと食べました。そして、最後の一切れを口に入れたときです。
「あ、私の分は…? 『先に』食べててもいいよと言ったけど、『全部』とは言ってないでしょ!」
 1個(私の分)でも小さく切ると案外多く感じるもんだな、とは思いながら食べていたんです。
最後の一切れを口に入れるとき、「これはひょっとして…」と思ったのですが、遅かった〜。
気をつけましょう。夫婦の会話は大切に。

左手右手(2008-01-28)

ある夕食のことです。テレビに夢中になりながら危なっかしげにオカズを取った妻を見て
「あ ぁ ぁ、落としそうだったね」「左手!(利き腕じゃない左を使っても案外上手に扱えるんだよ、と自慢気に)」
「ん? 左?手」「そう、左!…?…じゃなかった、右手だった」
携帯メールの着信音「あ、メールが来た。あれ?!」「俺あての携帯メール! その携帯じゃなく、あっち(私の携帯)から聞こえたじゃないか」

夕食(2007-12-12)

「今夜の夕食は○○○よ」「お、久しぶりだな)」テレビを見ながら待つ。
さあ、夕食だ。
「あれ、今夜は○○○じゃなかったの?」「台所に立ったら、いつのまにか△△△になりつつあったの。だから。。×××じゃないから、いいでしょ」

あっちこっち(2007-12-12)

チラシを見ていた家内、日用雑貨品を買いに行くとのことでした。
あっちこっちとお店の名前を言いながら方角を指さしますが、実際の方角とずれていることがあります。
とんでもなくずれていることもあります。今朝方も。(お店の名前の勘違い)
方角・距離が違うけれど、似たような?名前のお店ですからね。
ジョイフル○○○、ジョイフル○○、○○○○ホーム、○○ホーム、ホームセンター○○○○、マル○○、マル○
名前が違うけれど指さす方角も違うけれど、言いたいことが伝わってくる。
名前を思い出せなくて「あれ」「それ」。それで十分意思が伝わる。
でも、思いっきり勘違いのこともある。それじゃいけないと、たまには、、テレビを見ながら「さっきの人は誰?」 自分がわかるときに質問です。
家内が買い物から帰ってきました。ほどなくして、
「私のバッグ、知らない?」「知らないなあ。玄関じゃないの」
「あった、あった。最近忘れ易くて」「歳とると忘れ易くなるからな。それより、俺の○○は?」
「あ、玄関にあったわよ」「・・・」

映画の日(2007-12-01)

「今日から師走(しわす)だね」「そうね、幸せ(しぁわすぇ)だね」
歳をとって耳が遠くなって?きても、それは仕方ないこと。
今日は12月1日、映画の日。毎月1日は映画サービスデー、誰もが入場料金1000円。料金割引はこの他に、毎水曜日レディスデイ、毎月曜日メンズデイ、毎金曜日カップルデイ。高校生3人以上で高校生友情プライスというのもある。いずれもお一人様1000円。夫婦50割引、どちらかが50歳以上であればいいのだが、二人ともいつのまにか、、。

冷凍アンマン(2007-11-11)

「冷凍アンマンがあるんだけど、蒸かしてあげようか」「俺のために『…あげようか』なら、いらない。蒸かして食べようか、って言うんじゃないの」
「蒸かしてあげようか!」「いらん」(昼食を終えてからそんなに時間が経っていないし)
(テレビを見ていた妻)「あ、美人の湯。美人に生まれたかったな」「……」(答えようがない)
(数分後の妻)「フンガァア(何の音か、わかりますか)、あ、びっくりした」「(寝ぼけてやがる)」
(さらに数分後の妻)「(テーブルに頭をゴツン)あ、痛い。ちょっと寝るね」「(もう寝てるじゃないか)」

大福(2007-02-18)

Webニュースの記事に「まんじゅう」の文字を見つけて思い出した。(そうだ、冷蔵庫に入ってる「大福」を食べよう。)
「大福、食べるかい?」「え へ へ 、食べちゃった」
「じゃ、自分一人で食べよう」「もう、ないわよ。食 べ ちゃっ た」
「ん? 冷蔵庫に2個入ってたけど」「その2個とも、、食 べ ちゃっ た」
「・・・、いつ?」「きのう」「・・・」
解凍中の大福が冷蔵庫の中に2個入ってるのを見たのはいつだったろうか。昨日?一昨日? 思い出せない。けど、「一緒に食べようと、2個解凍中なんだ」と思っていた。その後、大福のことはすっかり忘れ、偶然思い出したら、、夫婦とはそういうもんだ。
相手に食べさせないのではなく、食べすぎ、つまり健康に配慮してあげること。それが、本当の夫婦。さすが、家内!(うそ)

ンガァ〜ッ(2006-07-22)

「テレビ、見てる?」「ん、見てるよ」
「ンガァ〜ッ」「何だ、見てないじゃないか」というよりも早く「あ、びっくりした。自分のイビキで目が覚めた」

変わる?(2006-07-16)

「芸能人って、結構、整形してる人が多いんだって」「ふ〜ん」
「宝くじが当たったら私もやってみたいな」「(つぶやくように)整形してないけど、大きく変形してきた人が、ごく身近にいる」
「おい、出掛けるぞ。用意はできたのかい」「ちょっと待ってくれる。急いでお化粧するから」
「お化粧しなくても大丈夫だよ、素顔でも耐えられるよ」
本当は「お化粧しても変わらないよ」と言いたかったのであるが、夫婦とはいえ、言っていいことと悪いことがある。

無駄遣い(2006-07-15)

「私は無駄遣いしてるかもしれないけど、あんただって無駄遣いしてるじゃない」
「??」「(無駄遣いとなる)お金を私にくれてるじゃないの」

お天気(2006-07-14)

「今日のお天気は何?」「大気が不安定と言ってたよ。にわか雨、雷雨だって」
「全然雨が降りそうじゃないよね」
洗濯物はベランダに。天気予報というものは、当たって欲しい時に外れ、外れて欲しい時に当たるものである。
午後4時頃であろうか。見る間に空が暗くなってきた、と思ったら突然激しい雨風。 私は会社で外を眺めていた。「こりゃ、ダメだな」
会社から帰ると洗濯機に洗濯物がいっぱい。せっかく乾いたのにビショビショにしてしまった洗濯物。妻「友達とお茶を飲まないで帰れば間に合ったかも」
それから数週間。
「今日のお天気は何?」「大気がかなり不安定と言ってたよ。激しい雨、雷雨だって。」
「こんなに天気がいいのにね」洗濯物はベランダに。
午後3時頃であろうか。以下、同様で動揺。「こりゃ、かなりダメだな」
いつものパターン。私の言ったことを聞いてくれたことがない。だったら最初から聞くな!

肩揉み(2006-06-10)

「あぁ、疲れた、肩が凝ったな〜」「それじゃ揉んでやるよ」
夫は妻の後ろに回り肩を揉みほぐしてやる。妻は気持ちよさそうにテレビを見ている。「もういいよ」と、なかなか言ってくれない妻。疲れた夫は一休み。
テレビに夢中になっていた妻、夫がさっきまでいた場所をチラリ。そして、またチラリ。そして、独り言「どこへ行ったんだろう」
「エ? 何?」「ああびっくりした、何だ、後ろにいたの」 

 

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