爺の時悠空間

その日その時を大切に

冬の石打丸山

独身の頃、冬になるとスキーに出かけました。ほとんど毎年同じ場所、石打丸山です。大体が2泊だったと思います。宿の晩飯が美味しくってね、たくさん食べて、また、ナイタースキーに出かけていく。そして、照明が上の方から消えるのでそれに合わせるかのように滑り降りる。だったと思います。

その頃は私は交替勤務でしたから、替わってくれる者を見つけないと休めません。少人数の事業所でしたから、みんなで大勢で宿泊というのはなかなかできませんでした。でも一度、決行したのです。私とI塚さんの二人が連続5泊、他の連中は週の前半組と後半組に分かれそれぞれ2泊(だったと思う)、という具合にまず交替勤務を優先して考え(笑)、スキーを楽しんだのでした。でもさすがに、1週間近くも同じ場所で滑っていると飽きてきますね。途中で、もう帰りたいよ~。

初めての石打丸山だったでしょうか。どうにか滑り終えて宿に帰ったら、早乙女主水之介になってたことがありました。額から血が出て固まっていたのです。白状しますけど(一緒に行った連中は知ってますけど)、毎年滑りに行ってもちっとも上手くなれませんでした。結婚してからスキーはパタッとやめました。妻や子どもたちを一度も連れて行きませんでした。だから、私のスキー下手は知りません。

冬の石打丸山 - 写真帖・あの日あの時